県内外国公立/難関私大/琉大対策
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目の前でつばが飛ぶ距離で生徒さんと質問の応酬

「映像授業」は当初、遠隔地の受験生を難関大学に合格させるのが目的だった。

1990年ごろだったか代ゼミが「サテラインコース」を設置した。私は代々木本校にいたため配信する側だった。サテライン対象の授業に参加したが、最初にこの1週間で全国から集まった質問ファックスにこたえる先生がいた。

池袋校舎でサテラインの授業を体験した。黒板の裏が大画面になっていて等身大の講師が画面の中で授業をしていた。ときどき歌を歌う講師がいてご愛嬌のように画面を回転させたり背景画をつけたりと当時の映像技術の粋を集めたものだった。

当初からサテラインの授業にはいろいろと制限やマニュアルがあった。失言や暴言、爆弾発言などは許されていないため本来の講師の性がでないこともあった。しかし、講義が中心である予備校ならわかりやすい授業、受かる授業をすればいいのである。

あれから25年以上がたちインターネットを通じてオンデマンドで映像授業が受けられるようになった。

今は大画面テレビも衛星受信装置などの高額な設備小要らない。パソコン一式とネットがつながればどこでも授業ができる。そのため少子化のため経費を節減するために映像の予備校や塾が増えている。

手軽に退職後の夫婦が老後の仕事でやっているようなところもある。だめになりそうな塾が再起をかけていることもある。

理由はどうあれ、その授業のときに質問がでたら即座に答えられるような環境がなくてはいけない。おそらくチャットのようなシステムで即座に答えるような仕組みはあると思われる。

一番、理想的なのは、当塾が浪人生の受け入れをしていただいている名嘉原Wittyさんや提携校の英数セミナーのようにライブ授業とその補助として映像授業を取り入れることだろう。映像授業で不明な点があってもプロの講師がすぐにこたえてくれるからだ。

目の前でつばが飛ぶ距離で生徒さんと質問の応酬をしていきたい渡しとしては、映像の授業には抵抗がある。

目の前でつばが飛ぶ距離で生徒さんと質問の応酬

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