入試の直前期に不安になって「家庭教師」と塾を併用する生徒さんが毎年わずかにいる。
親御さんが、いわゆる「ママ友」に不安を煽られて「家庭教師」を雇うケースが大半である。
家庭教師という神話的なもの
家庭教師に何を期待するのだろうか?
家庭教師の多くは大学生である。沖縄の大学生で生徒から飛び出すいろいろな質問にこたえることができる大学生がどれだけいるかである。
以前に東大生の講師を専門に扱っている塾の代表者と話す機会があった。この先生によると東大生を300人面接しても講師として使える学生は2~3名くらいだといっていた。東大生でさえも教えることがうまい学生は少ない。それ以下になるとうまい学生の頻度が下がるのは目に見えている。受験勉強に長けていないからである。
大学生にも稀に「受験勉強オタク」がいる。自分でいうのもなんだが、かつての私である。学生時代は生徒さん、親御さんからも「あの先生が頭の中に受験勉強しかない極度の『受験オタク』だ」とよくいわれていた。
こういったのは例外である。学生講師がダメならプロ家庭教師というのだが、これも当たり外れがあるし、何よりも料金が高額である。
また、家庭教師は週に数時間しか指導を受けられない。個人契約で学生などメインの勉強や仕事がある場合は教材研究も受験の資料もない。これではメリットは少ない。
集団授業がダメなら個別指導、個別指導がダメなら家庭教師。この流れは高額な費用へのステップアップともいえる。
昨今、内部告発やブラック企業認定などもあり大手個別指導塾は営業に躍起なため生徒獲得に血眼になっている。そこで集団授業で伸びていない生徒を狙うのもあるだろう。そこで説明会にいったら着実に入塾となる。家庭教師の場合は昔は名簿で勧誘があったが、今では個人情報の壁に阻まれて積極的な「営業」もできない。
当塾では集団授業で理解ができない生徒さんには苦手な生徒さんを集めたスモールグループ指導や個人指導を実施している。これは塾内で伸び悩んでいる生徒さん限定である。(以前は受け入れていたが、他塾生で受講を希望する生徒が多く、講師が時間を割かれて通常授業に影響が出ることが多かったので)
集団であろうが、個別であろうが、家庭教師であろうが、その授業時間だけで成績が上がることはない。一番大切なことは家庭学習と自学である。
親御さんが、いわゆる「ママ友」に不安を煽られて「家庭教師」を雇うケースが大半である。
家庭教師という神話的なもの
家庭教師に何を期待するのだろうか?
家庭教師の多くは大学生である。沖縄の大学生で生徒から飛び出すいろいろな質問にこたえることができる大学生がどれだけいるかである。
以前に東大生の講師を専門に扱っている塾の代表者と話す機会があった。この先生によると東大生を300人面接しても講師として使える学生は2~3名くらいだといっていた。東大生でさえも教えることがうまい学生は少ない。それ以下になるとうまい学生の頻度が下がるのは目に見えている。受験勉強に長けていないからである。
大学生にも稀に「受験勉強オタク」がいる。自分でいうのもなんだが、かつての私である。学生時代は生徒さん、親御さんからも「あの先生が頭の中に受験勉強しかない極度の『受験オタク』だ」とよくいわれていた。
こういったのは例外である。学生講師がダメならプロ家庭教師というのだが、これも当たり外れがあるし、何よりも料金が高額である。
また、家庭教師は週に数時間しか指導を受けられない。個人契約で学生などメインの勉強や仕事がある場合は教材研究も受験の資料もない。これではメリットは少ない。
集団授業がダメなら個別指導、個別指導がダメなら家庭教師。この流れは高額な費用へのステップアップともいえる。
昨今、内部告発やブラック企業認定などもあり大手個別指導塾は営業に躍起なため生徒獲得に血眼になっている。そこで集団授業で伸びていない生徒を狙うのもあるだろう。そこで説明会にいったら着実に入塾となる。家庭教師の場合は昔は名簿で勧誘があったが、今では個人情報の壁に阻まれて積極的な「営業」もできない。
当塾では集団授業で理解ができない生徒さんには苦手な生徒さんを集めたスモールグループ指導や個人指導を実施している。これは塾内で伸び悩んでいる生徒さん限定である。(以前は受け入れていたが、他塾生で受講を希望する生徒が多く、講師が時間を割かれて通常授業に影響が出ることが多かったので)
集団であろうが、個別であろうが、家庭教師であろうが、その授業時間だけで成績が上がることはない。一番大切なことは家庭学習と自学である。