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一発逆転の秘策 8

内容一致問題は選択肢だけで選べ

勉強の嫌いな受験生が、英文をきちんと読んで、内容一致問題に答えるなんて芸当はできるはずもない。

英語の内容一致問題の選択肢は、国語の問題に比べるとかなり幼稚な作りだ。問題文の難しさと選択肢のバランスが取れていない。バランスが取れていないというよりも「この問題作成者は頭は確かなのだろうか?」と、思えるようなものがある。選択肢が英語になっているから何とか体面を保っているが、日本語だったら大笑いだ。

僕の場合、テキストを作るとき、前期やそんなに英語の得意でない生徒を対象にする場合、内容一致問題の英文の選択肢を日本語に書き直して使う。しかし、選択肢の英文を和訳する作業は大変難しい。間違いの選択肢があまりにも常識を外れているからだ。これが入試問題の現状だから、それを利用すればよい。

「常識的に考えておかしい内容の選択肢は本文の内容に一致しない」。これを覚えておけば、評論文限定だが、当たりの確率はかなり高くなる。勉強嫌いな受験生がギャンブル的に用いる手段だが、どうせ問題は解けないのだ。試してみる価値は十分にある。ほかにも

1. all、always、never が含まれている選択肢は本文の内容に一致しない(場合が多い)

2. 本文中と同じ単語がやたらと出てくる選択肢は本文の内容に一致しない(場合が多い)

3. 不自然な内容の選択肢は本文の内容に一致しない(場合が多い)

このくらい覚えておけばいいだろう。適当に選ぶよりは段違いに正答率はあがるが、必ずしも正解になるとは限らないとだけは断っておく。

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