先日、本土系企業の方（生まれも育ちも沖縄）とお話をする機会があった。


私が移住者だとわかり、沖縄の薄給の話になった。

その方が

「沖縄は馬鹿にされている」

とおっしゃった。これは本土企業が沖縄に進出しても給与は本土の三分の二や最悪半分ということもある。たとえばコールセンターは本土では時給1500～3500円、沖縄では900円～1500円である。沖縄の企業も同じ仕事でも本土の同業他社よりもはるかに低い給与である。

これを打開するには「馬鹿にされない沖縄」に変えることである。一番手っ取り早い方法が学力をつけて学歴を得ることである。大学進学率を本土並みに上げなくてはいけない。そしてできるだけ力のある大学に進むようにしないといけない。

誰でも「東大卒」といえば、いやなことなのだが驚くだろう。つまり、出身大学のステータスは今でも通用する。沖縄にもっと力のある大学に進学して卒業後に本土や沖縄に帰ってきて沖縄のために頑張ることで沖縄は変わるだろう。

当塾生は「東大卒」ときいても多くの生徒さんは驚かないだろう。実際に身近に東大卒の講師が膝詰めで教えているから東大は身近な存在なのだ。そして、絵に描いた餅ではなく、頑張れば実際にいかれることを体感しているのだ。

大海の一滴ではあるが、「強い沖縄」「ノーといえる沖縄」に変えていきたい。