塾を始めて三年目、それまで募集しなかった中1、2を募集した。
中3で良い評判が出始めていたせいもあり、ボチボチ生徒さんが来てくれた。
あるときに生徒さんが「親からです」とメモを持ってきた。
それには、
「琉大附属中の過去問題を5年間用意してください」とあった。
私にきちんとした情報があれば、
「勘違いはやめてください。琉附は過去問は通用しません。通用しないように作問しています。これは県内の教育関係者はみんな知っています」と突っぱねて、どうしても欲しいなら琉附専門塾に行って過去問だけされたらよろしい」ということを話しただろう。
ここ数年、琉附の過去問は生徒さんからわけてもらったり、情報公開制度を利用して集めているが情報公開制度を使っても離任や異動を理由にほとんど過去問は揃わない。
また、琉附の専門塾の進学実績をみたら琉附生もいる開邦に強い塾の方がはるかに良い。
琉附専門塾は同じ学校の集まりであるため過去問対策の弊害に加えて騒がしくなる。
これが実績がよくない原因だろう。
しかし、
当時はいろいろな手を考えた。
琉附の専門で長年やっている塾ではないから生徒から集めるのは無理だとなった。
そもそも何のための過去問なんだろうと考えた。
周りの琉附専門塾げ長年集めたものと同じものが欲しかったのか?
過去問対策が内申対策のために有効と考えたのか?
結論として準拠ワークで対策はできるということを話した。
しばらくしてその子は塾をやめた。
初の退塾だった。
おそらくマンションの自室でやっている塾なのだからと試してきたのかと今にしたら思う。
このときから過去問について考えはじめた。
琉附以外の公立中学はひどいところになると前年と同じ問題を平然と出題したり、酷似した問題を出したりしている。
そのため過去問を知らない生徒とそうでない生徒に差が出る。過去問を中心にやる塾の生徒は席次がよく、そうでない生徒は席次で勝てない。
塾も躍起になり、過去問対策に時間をかける。到達目標が過去問なのだから実力がつかない。
その結果、席次ばかりにこだわる塾がある中学校の上位校の不合格者が増える。
毎年だが、県立入試の発表から2次募集間の時期、あんな派手に席次を宣伝していた塾が合格についてなにも貼り出さないし、ネットで宣伝しない。
逆に当塾も含めた上位校を中心に合格者を輩出する塾は県立入試発表当日に合格実績を公表する。これは公表できる実績だからである。
当塾では生徒さんや親御さんのニーズがあり、また、過去問を中心に対策することの意味のなさを示すため5年前から過去問を扱うことにした。これは闇雲に過去問をやらせたり、暗記をさせるのではなく、一通りの対策を終えた段階で実力診断的な意味合いでやってるいる。
過去問を中心にやる塾の貼り出しで一位などの上位が貼られていない学校や学年はだいたい当塾の生徒さんである。
さらに高校入試やその先の学力養成を目標にしているため上位校への合格者が大半である。今春も首里地区で最速全員合格を達成して90%以上が上位校に合格している。
過去問、席次に囚われずに真の実力をつけよう。
中3で良い評判が出始めていたせいもあり、ボチボチ生徒さんが来てくれた。
あるときに生徒さんが「親からです」とメモを持ってきた。
それには、
「琉大附属中の過去問題を5年間用意してください」とあった。
私にきちんとした情報があれば、
「勘違いはやめてください。琉附は過去問は通用しません。通用しないように作問しています。これは県内の教育関係者はみんな知っています」と突っぱねて、どうしても欲しいなら琉附専門塾に行って過去問だけされたらよろしい」ということを話しただろう。
ここ数年、琉附の過去問は生徒さんからわけてもらったり、情報公開制度を利用して集めているが情報公開制度を使っても離任や異動を理由にほとんど過去問は揃わない。
また、琉附の専門塾の進学実績をみたら琉附生もいる開邦に強い塾の方がはるかに良い。
琉附専門塾は同じ学校の集まりであるため過去問対策の弊害に加えて騒がしくなる。
これが実績がよくない原因だろう。
しかし、
当時はいろいろな手を考えた。
琉附の専門で長年やっている塾ではないから生徒から集めるのは無理だとなった。
そもそも何のための過去問なんだろうと考えた。
周りの琉附専門塾げ長年集めたものと同じものが欲しかったのか?
過去問対策が内申対策のために有効と考えたのか?
結論として準拠ワークで対策はできるということを話した。
しばらくしてその子は塾をやめた。
初の退塾だった。
おそらくマンションの自室でやっている塾なのだからと試してきたのかと今にしたら思う。
このときから過去問について考えはじめた。
琉附以外の公立中学はひどいところになると前年と同じ問題を平然と出題したり、酷似した問題を出したりしている。
そのため過去問を知らない生徒とそうでない生徒に差が出る。過去問を中心にやる塾の生徒は席次がよく、そうでない生徒は席次で勝てない。
塾も躍起になり、過去問対策に時間をかける。到達目標が過去問なのだから実力がつかない。
その結果、席次ばかりにこだわる塾がある中学校の上位校の不合格者が増える。
毎年だが、県立入試の発表から2次募集間の時期、あんな派手に席次を宣伝していた塾が合格についてなにも貼り出さないし、ネットで宣伝しない。
逆に当塾も含めた上位校を中心に合格者を輩出する塾は県立入試発表当日に合格実績を公表する。これは公表できる実績だからである。
当塾では生徒さんや親御さんのニーズがあり、また、過去問を中心に対策することの意味のなさを示すため5年前から過去問を扱うことにした。これは闇雲に過去問をやらせたり、暗記をさせるのではなく、一通りの対策を終えた段階で実力診断的な意味合いでやってるいる。
過去問を中心にやる塾の貼り出しで一位などの上位が貼られていない学校や学年はだいたい当塾の生徒さんである。
さらに高校入試やその先の学力養成を目標にしているため上位校への合格者が大半である。今春も首里地区で最速全員合格を達成して90%以上が上位校に合格している。
過去問、席次に囚われずに真の実力をつけよう。