よく沖縄国際大学や沖縄大学を馬鹿にする受験生がいる。

予備校の世界でも「沖国大・沖大に進学者をだしたら負けだ」

という先生も多くいる。

果たしてこれはどうだろうか？

前にある営業の方が来た。

琉大を出て沖国大の大学院で税理士を目指しているそうだ。

沖国大の大学院には興味があるのでどんなかをきいた。

「学生を大事にしていてびっくりしました。本当にいい大学ですよ」

たしかに沖国大が学部も大学院も現場で活躍されている先生や春休みの期間中に本土の大学から先生を呼んで授業をしている。

実際に私の福祉学科時代の恩師も沖国大に１週間くらい講義にいらしていて送らせていただいたことがあった。


私は沖縄に来て5年くらいソーシャルワーカーをしていたが、沖縄の医療機関や施設や企業のソーシャルワーカーや市役所には沖国大がわんさかいる。

本土だと日本社会事業大や日本福祉大が多いが沖国大のパワーは凄かった。

また、沖大もこの業界では沖国大に迫る勢いがあった。

今の沖大は大学が一丸となっていろいろと新たな試みをしている。

充実した奨学金制度でわけのある学生に学費免除制度がある。

さらに学部学科の再編や新設でいろいろな学部ができている。

ごく私的に幹部の先生にもお話したが、「看護学部を作ればいい」と思っている。


看護を新設するとどんどん横に学科が拡がってくるからもある。

このように沖縄県内の私立大学は努力をしている。

卒業生も頑張っている。

私は県外大学出身だが沖縄私大にエールを送りたい。