県内外国公立/難関私大/琉大対策
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対象:高1・高2・高3・既卒生


ドリームを壊すな!

県内の大手予備校で中堅高校以下の生徒さんが受講相談に行くと3年生以外でも「大学は無理だ」といわれたといったケースをいくつももきいてきた。

希望を持って予備校に相談に行ったのにこういった対応をされるとどれだけ生徒が傷つくのだろう。
ドリームを壊すな!

このことで大学受験を諦めて将来が変わることさえあるのだ。

当塾はSSYコース以外は指定校および認定、選抜試験を行っていない。これは私立進度についていかれなくて挫折を防ぐためとコースの方針が熟知されていなかったため公立生からクレームがきたり、退塾することがあったからである。

特に高校部はどこの高校でもどんな成績でも大歓迎である。

私自身、高校入学が決まり、家庭教師の先生の紹介もあって鉄緑会に入った。当時はビルではなく、事務所があり、教室は近隣のテナントやビルの分散するかたちだった。通っている生徒も私と同じレベルの高校の生徒は皆無で桜蔭、JG(女子学院)、雙葉、武蔵、開成といった六年間一貫の生徒ばかりだった。都立の生徒は1名もいなかった。幸いにも最下位ではなかった。当時は席次は出さずに生徒の点数をすべて書いた紙の自分の点数のところのしるしがつけてあるので順位がわかる仕組みだった。

この後かなり後で鉄緑会は指定校制度制度を取るようになった。指定校以外の生徒は選抜試験を受けなくてはいけない。この制度には鉄緑会の進度やレベルに見合わない生徒がついていかれなくなるという懸念があるのだろう。全体で500人以上生徒数がいるためシステム上のこともあるだろう。指定校は首都圏の有名進学校であるため受験で培った基礎力・応用力、学校で通常に使用されている教材も厳選されている教材なためそれについていかれる生徒が集まるのである。こういった生徒さんはもともと勉強習慣があるので東大でも難関大学でも合格する可能性は最初から高い。

ちなみに私が家庭教師に習う方がいいと思って紹介してくれた先生の友人で鉄緑会の講師にお願いして東大理3の家庭教師を紹介してもらった。

私が品川のF学院にいたときである。高等部の責任者のT先生と一緒に帰った。T先生とは授業方法の話をしていた。今頃の時期になって合格が上がってきた。大森東高校(この高校はその学区で最下位)の生徒が埼玉大学や東工大に合格したのだった。私はびっくりしてT先生に聞いた。この生徒はもともと中学部にいてできなくて大森東に入った。高校で奮起して勉強をしてF学院だけで合格したという。私は「これって有名予備校ではそのレベルの生徒は有名進学校高校から入りますけど凄いことですね。Fは高校ボーダレス塾じゃないですか!!」といったことがある。

F学院をやめてしばらく家庭教師に徹していた。そのころに品川の塾の高校部で国語を教えていた小村先生から予備校を立ち上げる話があった。私はすぐに乗っかった。看板貼り、軽トラの運転、電話営業、教室整備といろいろ一緒にやった。有名進学校の生徒は少し離れても立川の大手予備校に行く、地元の小さい予備校にいくのは受験に縁のない高校の出身者か集団授業が嫌いな生徒さんくらいである。電話営業をしても「うちは駿台にいきます!!」といわれたこともある。第一期で集まった生徒はそういった生徒さんだった。やはり、この学区で最低位にある高校の出身でありながらも中央、都立大(当時)に合格した。小村先生と「ここも高校ボーダレスだ。高校は関係ないんじゃないの」という話となった。

小村先生の塾は多磨高等予備校となり、今は160人の生徒が学んでいる。国公立と私立文系と薬学系に強い予備校でもある。オンデマンド授業に世の中が向かう中で「ビデオもマイクも使わない対面授業」を貫いた結果であると小村先生はいう。

当塾は高校ボーダレスである。一期生も日大獣医学部、キリ短特待生、沖国、帝京短大に現役合格した生徒さんがいわゆる4Kでなない。2期生も青山学院大学国際政治経済学部、県立芸大、亀田医療大、キリ短に合格した生徒さんも4Kではない。

どんな高校であってもどんな状況であっても大学への進学を諦めさせない。チャンスはみんな平等である。高校で区別・差別をしない。

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