ずっと沖縄にいて就職するなら沖縄の大学でいいじゃないですか？


という意見がある。

沖縄の大学進学率は他の都道府県に比べて低い。

大学数も学部数も限られている。獣医学部、薬学部など県内にない学部も多い。

また、隣県は海を渡る必要があるため隣県の大学を考えることもできない。

東京なら東大がだめなら東工大、医科歯科、一橋などや隣県の埼玉、千葉、横国などに切り替えることができる。

沖縄では国立総合大学は琉大しかないため、琉大で一本勝負という志望スタイルが多い。そこでセンター試験の点数が達さないと県内の私立大学に進学することになる。そうなると更に学部学科の幅が狭くなってしまう。

当塾が本土への進学を勧めるのは生徒さんがやりたい学問を思う存分やってほしいことと、本土の大学でたくさんの友人を作り、語り、それが将来の人脈になって生きてくるからである。

沖縄の経済界をみると琉大出身者も多いが、県外大学の卒業生も多い。琉大でないと将来が不利になるということはない。

私の出身大学の先輩も弁護士をはじめ、商社、流通、不動産、税理士、銀行、飲食、フードライター、設計、泡盛、ITなど多くの方が第一人者として活躍されている。

沖縄で生まれ、高校まで沖縄で過ごして都内の大学に進学して沖縄に戻ってきて沖縄のために貢献されているのだ。

本土進学に対する経済的なことであるが、当塾では奨学金の受け方、低金利ローンの情報、学内奨学金の情報、東京であれば低廉な下宿の案内、アルバイトの情報提供をしている。これは東京に進学後も安心して勉強できるためである。

広い目で大学進学を目指してほしいのだ。