4月の連休前に奥歯の詰め物が取れた。

深夜だった。

沖縄に来て歯医者に通ったことはあまりなかった。

前も詰め物が取れて職場近くの歯医者に通った。昼休みをずらしてどうにか完治した。

翌朝になって歯医者探し。

ゼミの近くの新しくできたデンタルクリニックがあった。

もともと整形外科のクリニックがあったところだ。

よく息子と受診していた。急に閉院となった。

医療関係の経験から「新しいクリニックは丁寧」ということを知っていた。

10時の開院時間と同時に伺った。

院長先生が対応してくださり、即座に処置をしていただいた。

他にも虫歯が発見された。

予約も週1とか月１とかではなく、どんどん入れてくれた。

本当に助かった。

そして5月の末に完治。

院長先生に感謝である。

この先生のお父さんにもお世話になった。

整形外科を長年されていた。

私の足が急に激痛になったときに外科的な外傷と痛風を併せて疑ってくれて検査をしてくださったり、

私が足の痛みを訴える息子に対して半信半疑で受診をさせたら、レントゲンを撮ってくれて炎症を発見して温熱療法をしてくださったりしてくれた。

初診がおわったときに受付の方に「翁先生はどうされたんですか？」

と聞いたら、急に倒れられて亡くなったという話を聞いた。

ショックだった。しばらく翁先生の思い出を話した。

息子にもやさしく接してくれて、子ども扱いせずに一人の患者として接してくれたので診察の帰りがうれしそうだったことなどたくさん話した。

痛風の疑いで検査結果の出る日と東京に出張する日が重なっていて、わざわざ朝一番で検査結果を教えてくれたこともあった。

思い出たくさんの翁先生だった。

この翁先生の息子さんが院長先生である。

父親ゆずりの丁寧な診察と患者さん中心の医療である。

翁先生のＤＮＡが生きているんだとつくづく思った。

さて、歯医者の話がそれてしまった。

受験生にとって直前期の歯医者通いは時間的に負担になる。

また、麻酔や処置などのストレスを感じることもあるので早めに行っておいたほうがいい。