沖縄は狭い社会ですから間違った噂が多いのです。あの匿名掲示板「沖縄のうわさ話」がいい例です。

「沖縄のうわさ話」は良識のある人が修正してくれるのでまだいいのですが、ママ友などのうわさは出ところもわからないことも多くあります。たとえば昨年度私がきいた「うわさ」び例です。

・沖縄カトリック小学校から沖尚中への推薦はない

・部活をしていないと高校へいかれない

・昭和薬科、沖尚の編入にはテストの席次が◎位以内でないと受験すらできない。

・那覇高校、小禄高校、沖縄工業、応用コース希望の浦添高校で推薦合格者は一般入試を受けるから開邦、首里、那覇国際も推薦合格者も一般入試を受けさせられる。そこでできないと落とされることもある。

などです。

今春は最後の「推薦合格者が一般入試を受験させられた上でできないと落とされる」といううわさに多くの生徒さんが翻弄されました。実際に那覇高などは受験要綱に目的と一緒に記載されていました。「那覇もするなら首里もだろうね」という憶測がうわさになったと思われます。

学校に関する話は直接学校に確認をすればわかるわけだし、部活をしていないと高校にいかれないというのは少し冷静に考えればわかることです。

こういったことが人づてに広がると、真実でないことも真実になってしまいます。

間違ったデータ、噂、後を絶ちません。また、伝聞の過程で多かれ少なかれ着色されてしまいます。

だからこそ、うわさには疑問を持った方がいいのです。

全てを鵜呑みにするのは危険です。情報を取捨選択することも物事の本質を見ることです。少し調べたり動いたりして自分ですればいいだけのことです。