昨日の日曜は社長が家で時間割作成だったので１人で出勤。

予備校と塾の往復。

そんなで大学の担当者の方がご挨拶に来てくださっているのにお会いできなかった。

名刺と大学案内があったので連絡をしてみた。



https://www.skuniv.jp/

鎌倉湘南医療大学

医療関係に長年勤務していた私は

「やったな！！」

と思った。

徳洲会が看護学部から大学を設立したのだ。

担当者の方が読解法の授業の後で再度訪問してくださった。

大学でも塾でも根幹は理念である。

湘南鎌倉医療大学の理念

「生命だけは平等だ」

という徳田虎雄先生のことばであり実践してきた理念である。

徳田先生は直接は存じていないが著書を何冊も読み、勤務した病院の院長先生や関わっていた先生が何らかのかかわりを持っていた。

患者様のために尽くす医療、少々医療従事者には厳しいかもしれないが使命がある医療従事者は徳田先生の考えに共鳴するだろう。

私もオスラーが医学生に語った

「諸君が生を受けたのは自分のためではなく、他者の命のためである」

ということばを胸に医学部受験をしてきた。

医者にはなれなかったが、病院勤務時代の根幹だった。

そんな徳洲会が大学を作ったのだ。

今は看護師（保健師も取得できる）であるが、今後大学院を併設して助産師やコメディカル（療法士）の養成、最終的には医学部設置を視野にいれている。

立地も北鎌倉。




江ノ電がたまらん。

ごく私的なことだが、中高生時代に振られる度にウォークマンを持って小田急に乗って藤沢まで行って乗った。

藤沢出発のときにサザンのKAMAKURAをかけると腰越のカーブを抜けると「Bye-bye　ｍy Love」がかかる。

失礼の傷を癒してくれた。

懐かしい。

さて、哀愁タイムはここまで。

医系の大学は実習先の確保が問題になる。

しかし、徳洲会は病院も施設も沖縄から北海道までたくさん持っている。

診療全科も精神科もＥＲなどいろいろ勉強ができる。

患者様の受け入れ人数も半端ない。

そこが大事なポイントだ。

またへき地医療、島嶼医療もできる。

沖縄・奄美出身者には学費の半額を支給する奨学金や病院からの奨学金も支給される。

経済的に問題があってもどうにかなる。

あとは学寮。

今は近隣の不動産を紹介するかたちだそうだ。

なので担当の先生に「早く寮を整備してください」

とお願いしておいた。

医療界の風雲児である徳洲会。

医学教育の世界でも大きなことをしてほしい。

普通の新設の医療系大学ではない。

徳田先生の理想の集大成のこの大学。

おそらく１０年後２０年後日本に影響を与える大学になるだろう。