仕事柄いろいろな人と会うことが多い。

この夏期休暇もいろいろな人と会ってきた。

そこで

初対面で自分の家系とか職をベラベラいうのは駄目だとわかった。

よく初対面で

「私は◎◎出身で、◎◎地域で◎◎を営んでいて、親は◎◎で・・・」

ということを一方的に話す人はいる。こういった人に限って

「あんたはなんなの？」

といいたくなる。

こういった背景は付き合っていくうちにわかる。会話やたしなみなどで深みがわかるからだ。

当塾では生徒の両親の職業や社会的なこと一切聞かない。願書にもかかせない。

同級生や近隣の生徒さんからも聞きださない。

これはそういった背景で子どもたちが優劣を作り出さないためである。

親が子を選べばのと同じで、子は親を選べない。

日本は親の職や門地で将来を差別・区別される国ではない。

誰にもチャンスはあるんだ。

だからこそ親の職業や生徒さんの背景で区別をしたくないのだ。