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私立大一般入試の基礎知識

親御さんが大学受験されたころは、3教科型で受験チャンスは1回のみ、という私立大が多くありました。

しかし最近は多様化して一つの大学・学部に複数の受験方式が存在する場合がほとんどです。

従来の3教科型に加え、2教科だけで受験できる方式や、特定の科目の配点を高く設定し、受験生が得意教科を生か せるようになっている方式、センター試験を利用して受験する方式などがあります。また、学内併願ができるよう入試日をたくさん設けている大学・学部も増えています。

複雑に見える現在の私立大の一般入試ですが、選抜方法は大きく分けると、下記のように分類できます。

1)大学独自の試験を課して、その結果で選抜

2)センター試験利用入試
①センター試験のみで選抜
②センター試験と個別試験の結果を総合して選抜

センター試験利用入試は、センター試験の成績によって合否判定が行われる私立大の入試のことです。かつては私大の参加はそうは多くありませんでした。しかし、現在、私立大の8割以上の大学で行われているメジャーな方式となっています。センター試験利用入試には、センター試験のみで選抜する場合と、センター試験と個別試験の結果を総合して選抜する場合があり ます。また、ほとんどのセンター試験利用入試では一般入試との併願が認められています。

3)全学部日程
全学部・全学科が同一の問題を使って、同日に一斉に行う試験のことです。一般の試験日程と組み合わせて同じ大学の同一学部を2回受験することも、別の学科を受験することも可能です。

4)地方試験
大学の所在地以外の地方で受験できる試験のことです。地方の大学を受験する場合、東京でも入試が行われるケースがありますので、時間とお金を効率的に使うためにも活用したい試験です。 沖縄県では専修、拓殖、大東文化、神奈川、中央(理工学部は除く)などの大学が地方受験を実施しています。

https://passnavi.evidus.com/sp/tihoshiken/

2019年度沖縄県内地方受験実施大学リスト
https://www.sanpou-s.net/support/entrance_exam/list/a-47/p-0/

5)試験日自由選択制度
学部・学科ごとに複数日設定された試験日を自由に選択して受験する選抜方法です。同一の学部・学科を連日受験したり、別の学科を受験することも可能な場合がほとんどです。

6)後期日程・3月入試
2月下旬~3月上旬にかけて行われる試験で、それまでに合格できなかった場合の再チャレンジ試験として利用される場合が多い方式です。募集人員が少ないため、高倍率の入試になる傾向がありますが、最後まで諦めず逆転合格を目指す受験生には活用して欲しい試験です。また、夜間主(イブニングコース、2部)の入試もこの時期にある大学があります。

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