今回は宿の手配と関係ないのだが、雪と受験に関して書こう。

東京では受験シーズンに大雪が降ることがよくある。

私の高校受験のときも2月19日受験の高校で大雪に見舞われて受験が数時間遅れたことがあった。

ラジオで受験は平常どおりという連絡放送があっても前日の夜から降った大雪でアイスバーンになったり、積雪で電車が遅れる事態が進んだからである。

私が社会人をしながら医学部受験をしていたときに社長の厚意でセンター試験の前の２週間を特別休暇にしてもらった。年末から信州の山荘で山篭りをして勉強をした。幸い雪も少なかったので里に食材を買いに行って自炊をした。正月はおせちはなくても自分で雑煮を煮て食べた。ときどき家系の神社に参拝をして気晴らしをしていた。

センター試験の前日に東京に戻る計画で勉強をしていた。センター試験の前々日の夜から大雪が降った。センター試験の前日に東京に帰ろうと駅に向かったら電車が走らなかった。そこで山荘で買い物用に使っている軽自動車で東京に向かった。チェーン規制があるものの高速道路は通行できた。幸い前日に夜に東京に着いたが。小さいときからやさしくしてくれた隣家のおばちゃんが孤独死をしていて警察がたくさんいた。運転と雪の中を駅から山荘まで行き来した体力消耗とのおばちゃんの死ですたずたの精神状態で受験に挑んだ。

医学部受験をやめてから信州に移住したが社会福祉士の国家試験を受けるときも似たようなことがあった。

当時は施設勤務だった。人手不足だったのでギリギリまで勤務をして土曜は早番（7時から15時まで勤務）をしてから東京の試験会場に向かった。すでに大雪で既出の山荘に居住していたのだが、近くの国道は大渋滞だった。峠でトレーラーがスリップして道を塞いでいたのだ。自動車がダメなので駅まで歩いていって電車に乗った。

東京方面は途中で立ち木が倒れているということだったので復旧は無理と悟って長野周りで新幹線で上京するルートを取った。

しかし、列車は「まもなく走ります」といっても全然走らなかった。その状況が深夜まで続いた。

近くに介護福祉士を受験する他の施設の職員がいていろいろな話をした。

そして深夜の2時に電車はやっと走り、長野駅で「列車ホテル」といってホームに止められた列車に泊まった。

初電の長野新幹線で東京に行き、実家についてのは午前8時過ぎだった。シャワーを浴びて会場の白金の明治学院大学に向かった。

先日も新潟で雪で列車が立ち往生して動けなくなったことがあった。

雪は交通障害が起こる可能性が高い。

今の時期は受験で上京をして東京で大雪に巻き込まれることを想定しないといけない。

東京だけではない本土であればどこでも雪害に遭う可能性があるのだ。