塾の費用の捻出は大変だと思う。いろいろ値上げされて家計を逼迫している。

東京時代に「うちのおかあさんは醜い」と中２の女子が言った。私は「お母親さんはおしゃれも我慢して節約して君たちの教育のためにお金を出してくれている。そんなこといわないの」

といったことがある。当時は大学生だったが、前に代ゼミで有坂先生がおっしゃったことをそのまま話しただけだった。

自分が父親になってこの感覚は強くなっている。

私の服の大半は子どもがうまれる前に買ったものだ。昨年、７年ぶりにスーツを買った。イーオンのぶら下がりものである。ズボンやシャツはネット販売で１０００円以下のものをかっている。

子どもによいものを与えて自分は安価なものになっている。

これはどの家庭も同じだろう。

当塾の月謝は内地基準ではなく、沖縄の一般の家庭でも無理のない額に設定している。

私自身、大学受験３年目以降や大学学費を自分で稼いで出した苦労を知っていることもある。

お金をいただいている限り、こちらも一生懸命やらないといけないのだ。